いちご組の保育紹介
いちご組(3歳児)の保育の紹介をします。
ナスが実りました
お庭に植えた苗に、ナスが実りました。子どもたちは、毎日お世話し変化を見てきたので嬉しさもひとしおです。
包丁に挑戦
包丁で薄切りしています。よく見て真剣に、慎重に切っていきます。
さあ焼こう
やりたい子がやってきて、僕(私)たちのナスを並べます。ジュッと音がするのもワクワク感を高めます。
長い箸は難しい
ひっくり返すのがちょっと難しいようです。長いお箸のせいでしょうか。両面綺麗な焼き色ですね。
料理は大変
ホイルのお皿にナスを並べて、チーズを好みでのせて、また焼いています。お料理って時間がかかるね。
「嬉しい」が最高の調味料
「おいしいね」「おいしいね」。あれ?ナスが嫌いなあの子も食べています。「嬉しい」がナスを「おいしい」に変えてくれたんですね。
先生たちにご馳走
いつも美味しい給食を作って下さる給食室の先生たちに、今日はご馳走しました。給食室の先生たちは、後で「おいしかった?」と何度も聞かれたそうです。
次は何作る
「次はトマトだね」「何作ろうか」次も期待していますよ。
3才児が、誰も手を切ったり火傷することなく、お庭のナスをチーズ焼きにすることができました。やりたい遊びを存分にできる園生活では、「僕が先だ!」「私がやる!」と我を張らなくても、必ず自分の出番があると信じられるようになります。だから危ない行為が生まれません。もちろん、保育者は笑顔の奥でハラハラしながら側についているのですが。保育者といえば、ナスが嫌いな子がいるのでメニューに頭を悩ませたようです。ケチャップ味なら食べやすいのではないかと考えたそうで、見事に「このナスはおいしい」と言わせました。子どもに考えることを求めるひなぎくの保育は、保育者がまず常に考え抜いています。
「一緒」が嬉しくて
「同じ」が楽しくて、絵本を介して仲間意識が育っているのが見えるようです。3才児にとっての「友だち」はまだ淡いのですが、こうした時間の積み重ねを、保育者はそっと見守っています。
お店づくりが始まりました
まだ何屋さんか定かではありませんが、とにかくお店屋さんがやりたいのだそうです。保育者がこしらえた店台を、子どもたちのイメージで仕上げます。どうやら白い綺麗なお店になりそうですね。「やりたい」を「やる」ために、嫌だった糊づけも率先してやる子が出てきました。
お店完成!?
出来上がったお店で「あっち」と「こっち」を楽しんでいます。 お店って、売る人と買う人がいるからね。
色が欲しい①
やっぱりもっと色をつけたいというリクエストで、保育者は思い切って絵の具を提案しました。見てください、この真剣な表情を。真剣にあそぶから楽しいことを、こうしていつの間にか学んでいきます。最後までやれるかな。
色が欲しい②
だいぶ完成に近づいています。友だちの真剣な楽しさが伝わって、入れ替わり立ち替わり、ほぼ全員が色塗りに参加しました。「みんなやりますよ」でなく、自然にやりたくなって皆がやる。これがひなぎくの保育です。
色が欲しい③
「そろそろいいんじゃない」と保育者が尋ねますが、「まーだ」とのこと。保育者はさりげなく筆の持ち方、絵の具の量なども教えながら、子どもたちが満足できるまであそび込みました。
完成したお店
ずいぶんカラフルになりました。こうなると、疲れるどころか俄然やる気が高まって、お店で売る物づくりも始まりました。つくりながら学び、一緒にあそびながら友だちの理解を深めています。
キッチンを購入
いちご組はままごとが盛んなので、保育者の手作りでは足りなくなり、キッチンを購入しました。これからどんなあそびがここから生まれるか、ご期待ください。